特設展生誕120年井伏鱒二展

カテゴリー: 絵画/彫刻/音楽

2018/06/03  15:30


 

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芸術の森公園の中に山梨県立美術館があったが、山梨県立文学館もあった。こちらは特設展生誕120年「井伏鱒二展」が行われていた。

「山椒魚」「ジョン万次郎漂流記」「黒い雨」などの名作を残した井伏鱒二(いぶせ・ますじ、1898~1993、広島県生まれ)。東京府豊多摩郡井荻村(現杉並区清水)に居を構えた1927(昭和2)年以後、小説の取材や趣味の川釣りのためしばしば山梨を訪れている。

1938年、太宰治を御坂峠(みさかとうげ)の天下茶屋に誘い結婚に至るまでの世話をし、1944年には、幸運村(こううんむら、現甲府市和戸町)の岩月家に疎開をした。

また飯田蛇笏・龍太親子とも長きにわたり親交をあたため、龍太とは40年近くにわたり書簡を交わしている。さらに「侘助(わびすけ)」「七つの街道」「小黒坂の猪」「岳麓点描」など、山梨を舞台にした作品も数多く執筆した。

早稲田大学第一文学部の先輩だということで親近感は湧いたが、同時代よりも少し古く、そんなに関心は湧いてこない。それよりも次の句は面白い。

はなにあらしのたとえもあるぞ。さよならだけが人生だ。花発多風雨 人生足別離」

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