東京都シルバーパス

 

これが東京都シルバーパス

 

70歳になった。70歳になる前からずっと念願していたのがこのシルバーパスの取得だった。何せ交通費は高い。都内に出るのに往復で1000円はかかっていた。ちょっと禁止的な価格帯である。

シルバーパスを発行している一般社団法人東京バス協会によると、「東京都シルバーパスは、東京都から年間約170億円の補助(財源は都税)を受け、約96万人が利用している」(東京都シルバーパスを利用されるみなさまへ=2017年9月発行)という。70歳以上の都民の積極的な社会参加を願ったものだ。

申し込み資格は区市町村税が非課税の場合、1000円で済む。課税で合計所得金額が125万円を超える場合、私は年金収入があるから125万円以上で10255円は必要だ。妻は非課税なので1000円でパスがもらえる。

64歳で会社を退職後ずっと定期券を買っていた。光が丘(自宅)→新宿(ジム)→内幸町(日本記者クラブ)を都営線で通った場合、毎月12160円。ほぼ毎月買っていたから、結構辛かった。

7~9月の3カ月で10255円。36480円の約3割だ。早速買った。

この敬老パスは東京都以外にも札幌市、仙台市、名古屋市、大阪市など全国各地で使われており、名古屋市の場合、65歳以上が対象だ。社会への貢献度についてエビデンスがないとバラマキ行政を批判する声がある一方、無邪気に喜ぶ声もある。

足を確保できることの魅力は大きい。シルバーパスがないと動けない。バラマキ行政だろうとこんな嬉しいことはない。

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