第18回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー

 

会場風景

会場風景

 

魚の王者はマグロ

魚の王者は昔も今もマグロ

 

第18回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー(大日本水産会主催)が17~19日、東京ビッグサイトで開催された。かなり前に一度のぞいた記憶があるが、ネタ探しを兼ねて行った。

世界的な漁食ブームを背景に、水産の魅力を世界に発信するのが目的。国内外から過去最大の822社・団体が出展しているのは壮観だが、商談がどれだけまとまったのだろうか。

毎日、基本的に肉か魚を食べている。そのもの自体も食べているし、関連製品も食べている。しかし、幾ら魚が好きでもこれ以上食べろと言われても困る。日本国内は人口が減っている。胃袋の数が減れば、当然消費も落ちる。

漁業者も減っている。農業同様、高齢化が進み、後継者不足も深刻だ。

今回の一番のポイントは輸出支援の強化。海外需要を開拓するしか、日本漁業の前途はない。本来なら水産関連企業自体が需要を開拓すべきだが、この業界はそういうふうにはなっていない。オールジャパンと言えば格好は良いが、要は政府・行政が丸抱えで輸出促進を支援する形だ。

努力は多とするが、補助金・助成金体質丸出しとしか思えない。それが日本漁業の実態のようだ。

 

 

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